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サイエンティスト・事業戦略担当・コンサルタントとして、企業の課題解決に取り組んできました。気ままにですが、参考になりそうなことを書いていければと考えています。コメントをいただけると嬉しいです。

初めて他人に教えて悩み、色々やってみた結果と思うところ3つ

ビジネススキルアップ

以前、初めて他人に教えることについて悩んだぜ、という様なことを書きました。出来がひどい、罵詈雑言が脳裏を飛び交う。。。しかし、このままじゃあかんから、下記の3つを心掛けてみよう。

 

①自信を失っているときにうまく接する

②先入観なしに話を最後までよく聞く

③目標設定の合意

 

そんなことを思っていろいろやってみたのでした。

 

その結果、まったくダメでした。

 

今、その部員を見限らざるを得ず、依頼した仕事を結局自分で行い、上司とその部員の処遇についてしばし話しています。

 

なにがいけなかったんだろう。思うところを3つ書いてみたいと思います。

 

(1) そいつが悪い


嫌なことがあると、人間の脳裏に真っ先に思い浮かんでくる考え方です。

例に漏れず、私の脳裏にも愚痴が浮かびあがってきました。嫌な言葉が続きますが、思いの丈を書き出してみます。100%、私の側から見た見解です。

 

私としては、①失った自信を取り戻すため、『アレはあの指示が悪い/慣れない・知らないからないから仕方ない』という様なサポート、或いはポジティブフィードバック、可能な限りの具体的指示を心掛けてきました。

 

しかしその結果、自尊心を保つために、すべてのミスを他人の所為にしてるんじゃないかと思われる節が見えてきました。

 

自分を顧みず、他人のせい、経験のせい、はたまた私を含めた教え方が悪い。そんな他責な発言ばかりを口にする様になってしまいました。

 

  • 計算をミスした→レビューする側が見過ごすのが悪い。慣れてないのでミスは仕方ない。
  • 考えないで作業している→わからないから仕方ない。もっとわかる様に、具体的に、何を考えればよいか教えて欲しい。(手取り足取り?!)
  • 責任感を持ってほしい→自分の主担当業務じゃない。やりたい仕事じゃない。そもそもこんなことをやらされるなんて職務概要に書いていなかった。
  • 会議で発言しない→わからないから仕方ない。
  • 調べないの?→わからないから何を調べていいかわからない。もっと具体的に何を調べたらいいのか指示してほしい。
  • 仕事が進んでない→指示が曖昧だから悪い。
  • 仕事の進捗は?→他の仕事が忙しいからできない→→上司の割り当てが悪い→→→私だけ忙しい。

 

大概にしてほしい、と強く思います。

 

こういった仕事への態度で毎月、衣食住足る生活を得ているのかと思うと、苛立ちを抑えられません。コスいことを言えば、年上故に、私よりいい生活してるかも。苛立ちが募り、帰路はおろか、就寝時まで思い浮かんでしまい、眠れなくなる始末です。結構、切り替えや睡眠、感情のコントロールには気を配ってるつもりなんですが。。。それでも尚。

 

同じプロジェクトにいて、経験がある分、サポートをすることは当然かもしれません。でも、成長することに対する責任までは、負うことができないです。自分で成長しようという意思がない限り。もう、今の私としては見放すしか手がないのです。

 

(2) 私が悪い

 

でも反面、相手方も相応の言い分があるはずです。

  • 慣れてないのでミスは仕方ない
  • 全てはすぐに理解できない。
  • 他の仕事があって、そちらを優先すべき。
  • 慣れている人・わかっているひとはいいのかもしれないけれど、その指示では人は動けない。
  • 経験も浅い自分にとっては、他人よりも仕事量が多い。

言っていることは正論で、一般論では論破できません。

 

他人に指導するなら、できるだけ具体的に、一般化して指導してはイケナイ、ということはよく聞きます。

例えば、

 

○『この資料のこの点、考察不足だよ。○○会議で協議されていて、記録にも残っている点を見逃している。考察と調査不足だと思うから、も少し調べて』

 

×『全体的に考察不足。もう少し以前の会議とか、記録とかを踏まえて考えて資料つくって』

 

みたいに。

 

しかし、日々出てくるアウトプットの質の低さ、誠意のなさに対して遂に選択肢を失い、一般的な指導をするに至ってしまいました。『そもそもあなたの仕事は、、、』という様に。それぞれの仕事の不備に対して、不満をため込んでしまったのかな、とか思います。抽象的な指示ではなくて、具体的な指示をコツコツ出し、繰り返し指導し、我慢する。この繰り返しをもっとできたのかもしれません。

 

自分では冒頭に掲げた目標、②よく話をきき、③相手の意向に沿った目標の合意をしたつもりでしたが、それでも尚、モチベーションを引き出せなかった。どんどん、設定した目標から下がり、下がることに対して言い訳ばかりされる様になってしまいました。

 

力至らなかったな、と思います。

 

他にも、いろいろ、私の見えていないところで、いろいろやらかしてるんだろうな。教え方を教えてくれる人、いないかな。本はともかく、実践の中で。

 

(3) まあ、いっか

 

はたから見れば、どっちもどっち。教える側も悪ければ、教わる側も悪い。

白黒、はっきるすることはないでしょう。私に好意を抱いてくれる人は、相手が悪いというかもしれないし、相手に同情する人は、私に冷たくすることになるでしょう。或いは客観的な判断をしてくれる人が居れば、私としてもうれしい。

 

しかし、そんな判断はどうでもいい。ま、いっか、と思っています。

仕事の本質;価値を生み出すことに対して、白黒というのはどちらでも良い。私としてどうするか。これしかない、と。 そもそも、他人を思い通りにすることなんかできないし。

 

今の私には、その人に対してそれ以上、手助けをすることは出来ません。これは、厳然たる事実。力不足。そして、この事実に対して私が出来ることは、『仕事の価値を高めるために自分を高めること』。他責している暇はありません。本を読むことでも、他人から学ぶことでも、仕事から学ぶことでも、取りうる手段を使って、自分の力を高め、今見えていないモノを見出し、成長していくしかないのかな、と思います。

 

話が飛びますが、そういえば先日、親知らずを抜きました。そのDr.の腕が、すさまじく素晴らしかった。

 

ちょうど数週間前に同じような生え方をした親知らずを別のDr.に抜いてもらい、同じように『比較的抜きやすかったですよ!』というコメントをくれたのに、術中の気遣い、手術の腕・速度・痛み、そして身体的な変化としてはっきりわかるのですが、術後の出血や回復度合に明らかに差があります。

 

比べている別のDr.も、とても腕が良く、地元のクリニックの方とやはり差がある様に思えました。初めて施術してもらったとき、すごいな、と思ったぐらいです。

それでもなお、そのDr.との差は歴然としていました。まさに上には上がある。とはこのことだと思います。

 

こっそり調べると、口腔外科の責任者でした。日本を代表する大学病院の一つの。本人は『歳食ってるだけで、みんなとおんなじだよー』とか言ってましたが。この慎ましやかさも素敵。

 

で、ここから何を思うかというところなのですが、技術にしろ、仕事の価値にしろ、人間性にしろ、高めようとする限りはどこまでも高められる、ということを思うワケです。

 

私も指導を任されるぐらいなので、その人と比べ、スキルや仕事は少しはデキるといっていいでしょう。でも、まだまだ。そんな差はどうでも良いくらい、雲の上にいる人がたくさんいて、私の見えない高見から、私の出来ない仕事をガンガン、こなして価値を生み出しているんだろうな、と。

 

そんなことを常に意識しておきたいな。と思う訳です。

 

いまは力が足りなくて、他人を伸ばすことが出来なかった。でも、ま、いっか。

もっと自分にベクトルを向けて、自分を高めれば見えてくる世界、できる仕事の価値も高まっていく。そうやって地道に考え、自分を磨いていくっきゃないのかな、と思った金曜日でした。

 

 

 

そういえば、とても久しぶりの更新になってしまいました。

コメントやご指導いただけると嬉しいですし、励みになります。

ブログが続きますように。。。笑

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