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サイエンティスト・事業戦略担当・コンサルタントとして、企業の課題解決に取り組んできました。気ままにですが、参考になりそうなことを書いていければと考えています。コメントをいただけると嬉しいです。

英検準一級のすすめ_10時間で受かる勉強方法

英語 ビジネススキルアップ

英検準一級に受かりました。世間一般的なインパクトはないかもしれない。でも実用的で、ビジネスに役立つ。以前、そんな記事を書きました。

 

未だにそう思います。

そこで、せっかくだからどの様な勉強をしたか書いてみようという気になりました。

どなたかのお役に立てば嬉しいです。

 

レベル合わせ

まず、私の英語力について書いておきますね。

 

私は準備期間約一か月、勉強時間10時間程度の勉強で受かりました。でももちろん才能があったからではなく、普段から使っていた・今までの勉強の積み重ねがあるからです。それ故に英検の勉強がビジネスに役立つ、といえるとも思います。

 

ご自身の勉強頻度やベンチマークと比較し、勉強の強弱をつけてもらえると参考にしやすいのかな、と思います。

 

私のベンチマークを挙げておくと、以下の様なところです。

  • TOEICは900点チョイ
  • 日常会話ならまぁ不便はない(でも言い淀んだり、表現が稚拙だな、と後悔すること多い)
  • 仕事で10社付き合うがあるとして、そのうち1社とのやり取りが英語、程度の使用頻度
  • 仕事上、契約交渉・その他の調整(飲み会とか、うちあわせとか)で使用
  • 普段から、暇つぶしにアプリ(iknowというもの)やweblioの単語テストで勉強しています。一日30分程度でしょうか
  • 留学や英会話に行った経験はなし
  • 大学・大学院では論文を読んでいた(Readingは得意)

  

参考書籍は、下記、植田一三さんのものです。

英検準1級100時間大特訓(CD BOOK)

  

時間は概算です。そこはご容赦を。では、具体的な方法を書いていきますね。

  1. 単語・熟語の勉強方法(4時間)
  2. リーディング勉強(2時間)
  3. ライティング(2時間)
  4. リスニング勉強(2時間)
  5. 二次試験:インタビュー練習(10分←m(__)m)
 

 1. 単語・熟語の勉強方法(4時間)

この点を一番、勉強しました。一般的に英検は、「単語・熟語のハードルが高い」、と言われています。

 

結果として、単語・熟語はほぼ満点を取ることができました(1問間違い)。そして、使える表現の拡大という意味で単語・熟語が最も役に立つ、と感じています。

 

やり方としてはまず本を買って即刻すべて読み、知っている単語を塗りつぶしていきました(2時間)。そして、知らない単語だけを何度も見る。時間を取ってみるのではなく、昼休みに5分とか。あとは通勤時間に、単語のフレーズを繰り返し聞いていました。

  •  2時間:知らない単語のピックアップ
  • 120分≒5分×20日+α(1ヶ月ちょいで働いた日数、ってことにしましょう)

 

「ちょこちょこ繰り返し」、というのが私的に一番楽ですし、時間も確保しやすい。 

また「エビングハウス忘却曲線」とか よく言われますが、「繰り返し見ることで記憶に定着しやすい」です。

 

色々とやることがある中で時間を確保し、ストレスなく勉強するためには、細かな時間で繰り返し読む勉強法が理にかなっているのではないかと思います。

 

2. リーディング勉強(2時間)

割愛します。

 

学生時代の積み重ねなどで読むことは比較的得意なため、特別に意識的な勉強をしておらず、あまり参考にはならないと思うためです。テキストを一通り解いたぐらいです。1問間違えてしまいましたが、他はすべて合っていました。テキストを解いているときも、ほとんど間違えなかったので、大丈夫と思っていました。

 

あえて言うなら、時間が充分あると思われるので、TOEICの様な”解き方対策”は不要だと思います。

3. ライティング(2時間)

簡潔に、文字制限(100語)内で自分の回答を求める力が必要です。

 

”学校を出た後、両親と住む人の数は将来増えると思うか?(2016年第一回)”という様な問題が出ます。これに対して、「そう思います/思いません。なぜなら...」ということを述べる必要があります。

 

行ったことは、以下の3点です。

使いそうな応答・接続詞・その他表現(特に副詞)を見直しておくこと。文のつなぎに苦労すると、時間とストレスを食います。②の例であげてみますね。

 

Yes /  No、或いは、25%/50%/75%賛成/反対、なぜならば...という論理構成に慣れること。

 

これは、英語で文章を書く際に、非常に役に立ちます。英文構成の基本と言ってもいいかもしれません。 逆に、英語が苦手な多くの人は、この構成に慣れていません。それ故に稚拙・不自然な印象を与える文章を作ってしまいます。

上記した問題例で言えば、以下の様なことを英語で構成立てる必要があります。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『日本に限って言えば大体そうだと思います(Basically Yes≒75%Yes〉。

 

なぜなら(brecause/as/ as the(a) result)日本は核家族化社会が進んだと言われており、大人数で家族を構成しない傾向が強くなってきました。

そして(in addition to that /// meanwhile )近年は、携帯料金や増税により出費が増大する一方、経済成長が思う様に行かず、賃金の上昇は期待できない状況にあります。このため(, which cause/which lead(s)/resulting in :*接続詞が出尽くしたとき、関係代名詞とか現在分詞の副詞用法を使うと便利です )、賃貸に支払う余裕は大きくないと思います。

 

従って(therfore/(hence)/in conclusion/the above is ...)、親元に残るという選択が今後増えていく可能性は、ずいぶん妥当な考えだと思います』

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

③100字で解答するための練習をする。私の場合は、長く書きすぎてしまう傾向がありました。個人によって、うまくいかない傾向は異なると思いますが、その特徴をつかみ、修正することが必要です。

 

また、「あくまで英語のテスト」ということを念頭に置く必要があります。

 

長くなりがちな人(=私)にありがちな気がしますが、結論を支持する根拠を詳細・正確に記載する傾向があるのではないでしょうか。しかし、根拠は結論を支持してさえいればOKです。言い換えると論理構成さえ整っていればよいです。二次試験に小学生が居ました。小学生でもWritingに通る。すなわち、学術的•歴史的etc...な背景などは求められない、といってもいいと思います。(どうしよう、彼が天才だったら。。。)

 

上の回答例で言うと、"経済成長が思うようにいかない根拠"を書きたくなりますが、ここは英語のテスト割り切る必要があります。

 

文字制限的に書けるのは"最近報道されるように経済成長が滞っている"、程度で、オッケーです。というか、それ以上書けない。黒田総裁のゼロ金利政策は…とか、トランプ政権に伴うTPP施策変更の影響で…とか書いてるとドツボにハマります。カッコよく書けたらカッコイイですが、別のところで活かすことをお勧めします。

英語のテストと割り切り、簡潔に論理を構築する練習が必要です。配点も大きいし。

  

4. リスニング勉強(2時間)

Writing・Readingが得意な反面、私は苦手なのですよね。点数も合格者平均以下でした。

 

勉強法として、テスト問題を一通り読み、通勤中に聞き流していた程度です。あまり参考にならなそうなので、こちらも割愛させていただきます。 あえていうなら、苦手だから切っちゃうこと。でしょうか。合格点取れればいいんですから。一般的に、完璧主義は何事にもヨクナイ、とよく言われます。テストもそうだと思います。

 

それでも、間違えの訂正と繰り返しを行うことでボキャブラリーをあげ、自分のリスニング力向上の一助にはなった気がします。

 

5. 二次試験:インタビュー練習(10分)

試験内容は以下の通りで、これを10分程度で行います。一次試験突破者の7割受かるといいます。3割落ちる。結構、不安になりますね。

  • 簡単な自己紹介
  • 4コマ漫画を1分見て。これをナレーションする
  • 漫画に関する質疑1問
  • 関係ない質問3問(日本の人口は今後増加すると思うか、の様な質問)

 私は前日にテストの形式を見ただけ。成績も結構、ギリギリ。あまり偉そうに言えません。待合室で、1時間前後待たされるので(これは人によると思います)、これを活用して勉強しても良いかもしれません。

 

でも、求められることとして、以下の3点が重要である様に思います。これは、上記したWritingで充分鍛えられます。

  • ストーリーを論理的にまとめる力/そのための語彙
  • 聞かれた質問に対して、簡潔・論理的に自分の意見をまとめる力
  • 一般教養を問われる質問に対して、周辺知識とそれをもとに解答を論理武装するため力

 

ライディングと似ていますが、”人口は今後、増加すると思うか?”と聞かれたことにに対して、「はい/いいえ/一概には言えません」⇒「なぜならば、、、、だからです」という論理構成を頭の中で組み立て、英語で説明する必要があります。

 

合格するためには、その解答がはい/いいえでも、わからない、でも良いのですが、その根拠を示し、一瞬で論理構成を構築していく必要があります。

 

例)

「いいえ、 なぜなら、近年の少子化は留まることを知らず、小学校の統廃合が進んでいる状況を考えると、減っていくと思う」

「はい、 医療の充実が進んでおり、近い将来、疾患が原因で早逝する方が減ると想定されるから、増えていくと思う」

「一概には言えない。減る要素としては...があり、一方で、人口が増える要素として...がある。この二つのバランスがどうなるかは予測できず、このため、一概に言えないと考える」

 

この勉強は、仕事でとても役に立ちます。というか、仕事の基本です。

 

二次試験の勉強こそしていませんが、普段気にしていた下記のことが役に立ったのだと思います。

 

  • ライティングの勉強(英検&普段の仕事のメールのやり取り)で、論理構成を組み立てるトレーニングをしたこと。
  • ビジネスで交渉をしてきたこと:「その条件は飲めない/なぜなら。。。」みたいな説明はとてもよくしていました。というか、言語を問わずにどんな仕事で必要不可欠です。

 逆に、この勉強をすることで、英検にパスする力が身に着けられるのかと思います。

 

 

 

ということで…

やっぱ、受けとくといいんじゃないでしょうか。英検準一級。

会社でTOEICの点数を昇進基準にするよりは、ずっといいと思うなー。

課長になるのに700点とか、下手すると560点とか聞きます。屁の役にも立たないんじゃないかな。

 

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