仕事としてきたサイエンス・コンサルティングに関して、雑感(ただしできるだけ人の参考になりそうなこと)を書くブログ

群衆心理についての雑感・・・報道と多くの人の行動について思うところ

3年以上ぶりに記事を書きます。

きっかけはCOVID-19の報道と、報道を踏まえた多くの人の自粛への圧力に対する違和感です。違和感を言葉にするため、書いてみました。

 

個人的な感覚としては、現在の自粛ムードはあまりにも過剰であり、常軌を逸していると思っています。また多くの報道については、不安をあおるような数字の見せ方をしているように見え、”いったい何が裏にあるのだろう?”という疑問を抱かざるを得ない報道だと思っています。

 

理由は、

  • 未知のウイルスだから恐れは必要
  • でも、季節性のインフルエンザと比べたらめちゃくちゃ国内の感染者数は少ない(仮に十分な検査がされていないとしても。1日の感染確認者数約50人÷1.2億人て、例えその数が前後したって、だいたい年末ジャンボ10枚買って1等当たる確率と同じじゃないか)
  • 感染率と致死率と掛け合わせたものを危険度とすると、それってインフルエンザと比べた時、多く見積もっても同程度と認識してよいんじゃないか
  • 素人目に見ても、上記のような比較すべきデータとその解説を各種報道は殆どしていない。「今日もXX県でXX人の感染者が。。」て、重要?!(報道側の倫理って何なんだ、と憤ってもいる)

が主なところですが、このあたりの議論は望むところではないので、まぁこんなところで。このあたりは、武田邦彦さんの解説が分かりやすいので、引用させていただきます。

https://www.youtube.com/watch?v=KV_nPM_QyTE

 

さて本題の”報道と人の行動”について。

今回の騒動に関する私のスタンスは、ホリエモンこと堀江貴文さんの感覚とかなり近いと感じているのですが、堀江さんの動きに対する反応を見ていると、こういった報道下で人はどう動くのか、というのが顕著に表れていると思います。

 

下記は先日行われ、賛否別れた堀江さんが開催したイベント「ホリエモン祭」ですが、このブログを書いている時点で、開催についてのコメントが14件ありました。この内容を読んで反対・賛成を分け、更に開催賛成/反対に対するコメントに対する評価;イイネ/ヨクナイネ率を見てみると以下の通りでした。

  • 開催賛成:4件(イイネ率 約12%/ヨクナイネ率 約88% (n=225))
  • 開催反対:8件(イイネ率 約89%/ヨクナイネ率 約11% (n=289))
  • どちらでもない:2件

https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020031602100040.html

 

おおむね9割近く;「開催賛成ヨクナイ」の人+「開催反対イイネ」の人が、「こんな時に人が集まるイベントをやるなんてアカン!自粛せよ!!」と言ってるのかと思います。母集団が中日スポーツの読者、かつコメントまで読む集団での分析なので多少の偏りがあり、いささか乱暴な分析ではあるとは思いますが、500超の評価数なので、そんなに大きくはずれないのでは、と思っています(イマドキはスマートニュース経由等で読む等があるため、読者は”競馬場帰りのおっちゃん”ばかりじゃなく、そんなに評価者は偏ってないと思っています)

 

そして、怖いと思ったのが、開催反対のコメントが、例外なく事実ベースの批判ではなく、感情的だったこと。抜粋すると、下記のようなものです

  • 大村知事、河村市長は何もアクションしないわけ?(※コメントはこれだけ)
  • 飲み食いするイベントみたいなんですが・・・(中略)・・・感染リスクゼロというよりはむしろ高めじゃない? (※「むしろ高め」とする根拠はない)
  • 会場をお貸しした場合のリスクも考えて下さい。・・・(中略)・・・どうか決まりませんように
  • 駄目だよね開催しては。検査が一般化しない限り、ヨーロッパみたいになる可能性あるんだから。ヨーロッパはコロナをなめてた

こういったコメントに賛同する人たちがおおよそ9割。改めて思いますが、人は感情で動くものなのですね。

 

時代を超えて読まれている私の愛読書の一つ、D・カーネギー著「道は開ける」は、不安に対処するための心得が書かれていて、「年間35万人にひとりしか落雷による死亡者が出ない」ように、「もしも私たちが平均の法則に照らし合わせて自らの不安を考えてみたならば、今抱えている不安の9割は即座に消滅してしまうに違いない」とあります。そして、”こうした人の持つ性質は変わらないから保険会社が安泰”といったことを言っています。

ちなみに国内でCOVID-19に罹って亡くなった方は現在までに50人前後となりますが、日本人1.2億人とすると、確率は240万人にひとりです。老人の場合は…等と、正確を期して母集団の数をいじくっても、落雷で死ぬ確率と50歩100歩でしょう。

 

リスクを自分なりにかみ砕いて考えると、「新型」であってよくわからないものへの恐れを差し引いても、報道&自粛の圧力と、実際に想定されるリスクとのギャップに違和感を禁じえず、「鬼畜米英」と言ってた時代と「イベントするなんて”非国民”」と言っている現代は進歩がないように思えてきました。

 

当初、こういった自粛の圧力をかける人達のことを、不安に立ち向かうことを放棄した人、自粛しない誰かのせい等、他人に責任を擦り付けて逃げているだけの人(きっと自粛しても給料変わらないんだろう…)として、残念に思っていたことがありました。恐れているものがどのようなものなのかよく考えて行動してほしい、そんな考えが広がってほしい(D.カーネギーの本でも読んでみろ!)とかも思っていたこともありました。根本的にこうした想いはあまり変わりません。

 

しかし最近、戦時中と大差ないであろう群衆心理とその割合を見て、これが人の本質で、変えようのないものなのかと思ってきました。こうした人達のいない世の中なんてありえないんじゃないか。さもなくば、保険会社はもっとつぶれていて、毎年宝くじの行列はできないでしょう(※保険会社や宝くじの社会的意義を否定する意図はありません)。

 

TV局がポンコツだとかオワコンだとか、まぁそういったことをどんなに声高に主張しても、発信力のない私としては、群衆心理を変える力はないし、目指そうとしているところではない。そんな私が変えようのないことを考える余力があるのであれば、クライアントのためを考え、行動をしないと(これならできる)。

 

ある種私も、群衆心理に引き込まれ、非生産的な活動にリソースを割かれてしまったのかもしれません。これぐらいにしておこうと思いました。

英検準一級のすすめ_10時間で受かる勉強方法

英検準一級に受かりました。世間一般的なインパクトはないかもしれない。でも実用的で、ビジネスに役立つ。以前、そんな記事を書きました。

 

未だにそう思います。

そこで、せっかくだからどの様な勉強をしたか書いてみようという気になりました。

どなたかのお役に立てば嬉しいです。

 

レベル合わせ

まず、私の英語力について書いておきますね。

 

私は準備期間約一か月、勉強時間10時間程度の勉強で受かりました。でももちろん才能があったからではなく、普段から使っていた・今までの勉強の積み重ねがあるからです。それ故に英検の勉強がビジネスに役立つ、といえるとも思います。

 

ご自身の勉強頻度やベンチマークと比較し、勉強の強弱をつけてもらえると参考にしやすいのかな、と思います。

 

私のベンチマークを挙げておくと、以下の様なところです。

  • TOEICは900点チョイ
  • 日常会話ならまぁ不便はない(でも言い淀んだり、表現が稚拙だな、と後悔すること多い)
  • 仕事で10社付き合うがあるとして、そのうち1社とのやり取りが英語、程度の使用頻度
  • 仕事上、契約交渉・その他の調整(飲み会とか、うちあわせとか)で使用
  • 普段から、暇つぶしにアプリ(iknowというもの)やweblioの単語テストで勉強しています。一日30分程度でしょうか
  • 留学や英会話に行った経験はなし
  • 大学・大学院では論文を読んでいた(Readingは得意)

  

参考書籍は、下記、植田一三さんのものです。

英検準1級100時間大特訓(CD BOOK)

  

時間は概算です。そこはご容赦を。では、具体的な方法を書いていきますね。

  1. 単語・熟語の勉強方法(4時間)
  2. リーディング勉強(2時間)
  3. ライティング(2時間)
  4. リスニング勉強(2時間)
  5. 二次試験:インタビュー練習(10分←m(__)m)
 

 1. 単語・熟語の勉強方法(4時間)

この点を一番、勉強しました。一般的に英検は、「単語・熟語のハードルが高い」、と言われています。

 

結果として、単語・熟語はほぼ満点を取ることができました(1問間違い)。そして、使える表現の拡大という意味で単語・熟語が最も役に立つ、と感じています。

 

やり方としてはまず本を買って即刻すべて読み、知っている単語を塗りつぶしていきました(2時間)。そして、知らない単語だけを何度も見る。時間を取ってみるのではなく、昼休みに5分とか。あとは通勤時間に、単語のフレーズを繰り返し聞いていました。

  •  2時間:知らない単語のピックアップ
  • 120分≒5分×20日+α(1ヶ月ちょいで働いた日数、ってことにしましょう)

 

「ちょこちょこ繰り返し」、というのが私的に一番楽ですし、時間も確保しやすい。 

また「エビングハウス忘却曲線」とか よく言われますが、「繰り返し見ることで記憶に定着しやすい」です。

 

色々とやることがある中で時間を確保し、ストレスなく勉強するためには、細かな時間で繰り返し読む勉強法が理にかなっているのではないかと思います。

 

2. リーディング勉強(2時間)

割愛します。

 

学生時代の積み重ねなどで読むことは比較的得意なため、特別に意識的な勉強をしておらず、あまり参考にはならないと思うためです。テキストを一通り解いたぐらいです。1問間違えてしまいましたが、他はすべて合っていました。テキストを解いているときも、ほとんど間違えなかったので、大丈夫と思っていました。

 

あえて言うなら、時間が充分あると思われるので、TOEICの様な”解き方対策”は不要だと思います。

3. ライティング(2時間)

簡潔に、文字制限(100語)内で自分の回答を求める力が必要です。

 

”学校を出た後、両親と住む人の数は将来増えると思うか?(2016年第一回)”という様な問題が出ます。これに対して、「そう思います/思いません。なぜなら...」ということを述べる必要があります。

 

行ったことは、以下の3点です。

使いそうな応答・接続詞・その他表現(特に副詞)を見直しておくこと。文のつなぎに苦労すると、時間とストレスを食います。②の例であげてみますね。

 

Yes /  No、或いは、25%/50%/75%賛成/反対、なぜならば...という論理構成に慣れること。

 

これは、英語で文章を書く際に、非常に役に立ちます。英文構成の基本と言ってもいいかもしれません。 逆に、英語が苦手な多くの人は、この構成に慣れていません。それ故に稚拙・不自然な印象を与える文章を作ってしまいます。

上記した問題例で言えば、以下の様なことを英語で構成立てる必要があります。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『日本に限って言えば大体そうだと思います(Basically Yes≒75%Yes〉。

 

なぜなら(brecause/as/ as the(a) result)日本は核家族化社会が進んだと言われており、大人数で家族を構成しない傾向が強くなってきました。

そして(in addition to that /// meanwhile )近年は、携帯料金や増税により出費が増大する一方、経済成長が思う様に行かず、賃金の上昇は期待できない状況にあります。このため(, which cause/which lead(s)/resulting in :*接続詞が出尽くしたとき、関係代名詞とか現在分詞の副詞用法を使うと便利です )、賃貸に支払う余裕は大きくないと思います。

 

従って(therfore/(hence)/in conclusion/the above is ...)、親元に残るという選択が今後増えていく可能性は、ずいぶん妥当な考えだと思います』

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

③100字で解答するための練習をする。私の場合は、長く書きすぎてしまう傾向がありました。個人によって、うまくいかない傾向は異なると思いますが、その特徴をつかみ、修正することが必要です。

 

また、「あくまで英語のテスト」ということを念頭に置く必要があります。

 

長くなりがちな人(=私)にありがちな気がしますが、結論を支持する根拠を詳細・正確に記載する傾向があるのではないでしょうか。しかし、根拠は結論を支持してさえいればOKです。言い換えると論理構成さえ整っていればよいです。二次試験に小学生が居ました。小学生でもWritingに通る。すなわち、学術的•歴史的etc...な背景などは求められない、といってもいいと思います。(どうしよう、彼が天才だったら。。。)

 

上の回答例で言うと、"経済成長が思うようにいかない根拠"を書きたくなりますが、ここは英語のテスト割り切る必要があります。

 

文字制限的に書けるのは"最近報道されるように経済成長が滞っている"、程度で、オッケーです。というか、それ以上書けない。黒田総裁のゼロ金利政策は…とか、トランプ政権に伴うTPP施策変更の影響で…とか書いてるとドツボにハマります。カッコよく書けたらカッコイイですが、別のところで活かすことをお勧めします。

英語のテストと割り切り、簡潔に論理を構築する練習が必要です。配点も大きいし。

  

4. リスニング勉強(2時間)

Writing・Readingが得意な反面、私は苦手なのですよね。点数も合格者平均以下でした。

 

勉強法として、テスト問題を一通り読み、通勤中に聞き流していた程度です。あまり参考にならなそうなので、こちらも割愛させていただきます。 あえていうなら、苦手だから切っちゃうこと。でしょうか。合格点取れればいいんですから。一般的に、完璧主義は何事にもヨクナイ、とよく言われます。テストもそうだと思います。

 

それでも、間違えの訂正と繰り返しを行うことでボキャブラリーをあげ、自分のリスニング力向上の一助にはなった気がします。

 

5. 二次試験:インタビュー練習(10分)

試験内容は以下の通りで、これを10分程度で行います。一次試験突破者の7割受かるといいます。3割落ちる。結構、不安になりますね。

  • 簡単な自己紹介
  • 4コマ漫画を1分見て。これをナレーションする
  • 漫画に関する質疑1問
  • 関係ない質問3問(日本の人口は今後増加すると思うか、の様な質問)

 私は前日にテストの形式を見ただけ。成績も結構、ギリギリ。あまり偉そうに言えません。待合室で、1時間前後待たされるので(これは人によると思います)、これを活用して勉強しても良いかもしれません。

 

でも、求められることとして、以下の3点が重要である様に思います。これは、上記したWritingで充分鍛えられます。

  • ストーリーを論理的にまとめる力/そのための語彙
  • 聞かれた質問に対して、簡潔・論理的に自分の意見をまとめる力
  • 一般教養を問われる質問に対して、周辺知識とそれをもとに解答を論理武装するため力

 

ライディングと似ていますが、”人口は今後、増加すると思うか?”と聞かれたことにに対して、「はい/いいえ/一概には言えません」⇒「なぜならば、、、、だからです」という論理構成を頭の中で組み立て、英語で説明する必要があります。

 

合格するためには、その解答がはい/いいえでも、わからない、でも良いのですが、その根拠を示し、一瞬で論理構成を構築していく必要があります。

 

例)

「いいえ、 なぜなら、近年の少子化は留まることを知らず、小学校の統廃合が進んでいる状況を考えると、減っていくと思う」

「はい、 医療の充実が進んでおり、近い将来、疾患が原因で早逝する方が減ると想定されるから、増えていくと思う」

「一概には言えない。減る要素としては...があり、一方で、人口が増える要素として...がある。この二つのバランスがどうなるかは予測できず、このため、一概に言えないと考える」

 

この勉強は、仕事でとても役に立ちます。というか、仕事の基本です。

 

二次試験の勉強こそしていませんが、普段気にしていた下記のことが役に立ったのだと思います。

 

  • ライティングの勉強(英検&普段の仕事のメールのやり取り)で、論理構成を組み立てるトレーニングをしたこと。
  • ビジネスで交渉をしてきたこと:「その条件は飲めない/なぜなら。。。」みたいな説明はとてもよくしていました。というか、言語を問わずにどんな仕事で必要不可欠です。

 逆に、この勉強をすることで、英検にパスする力が身に着けられるのかと思います。

 

 

 

ということで…

やっぱ、受けとくといいんじゃないでしょうか。英検準一級。

会社でTOEICの点数を昇進基準にするよりは、ずっといいと思うなー。

課長になるのに700点とか、下手すると560点とか聞きます。屁の役にも立たないんじゃないかな。

 

テストは出来るのに英語を使えない人に贈る2ステップ

センター試験に始まり、名門大学合格、TOEICハイスコアetc...

 

英語の成績が良い。なのに、英語でのコミュニケーションにつまずく。そういった方をかなり見かける様な気がします。日本の大学の英語のテストは難しくてネイティブが解けない、とか言います。

 

日本人は実は、英語を知っている。でも、コミュニケーションがとれない。

 

そんなことを誰もが言って、英会話ビジネスが相変わらず興隆し(多分。広告、相変わらず盛んですもんね)、駅前でどうでも良い英会話をして帰ってくる。面白ければいいのですが、よく考えると目的に沿ってないのではないでしょうか。話している内容。振り返って、そんなことを話すために数千~万円/月を払っているのはもったいないのでは。

 

もともとテストが出来る人にとって、決して高い壁じゃないはずなのに、どうしてだろう。結構、不思議に思っていて、どうしたらこの壁を取り払えるのか、考えてきました。

 

逆に、私は留学経験なく、英会話も通ったことがないのですが、どうしてビジネスで使える様になったか-----嫌な表現ですが、多くの方と比べて英語が話せるという実感が持てるか------考えてきました。

 

そんな中、同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳 エッセンシャル (ディスカヴァー携書)、という本を読んでいたら、珠玉の文章を見つけました。良書。内容も、その他のコラムも、タメになります。

 

これを基に、英語の苦手意識を吹き飛ばせる2ステップ、として紹介してみたいと思います。

 

 

 

Step 1: 英語は『速い』のではなく『短い』

 

上記の書籍からの表現を引用させてもらいました。名言ですね。

 

英語は速いのではなく、短い

 

だから、まとまりで覚えましょ。今回の大意を一言でいうと、コレです。

 

この意識を強く持つことで、勉強の仕方が変わります。

アナ雪のLet it goはレリゴー

の例を挙げていますが、コミュニケーションでよく使われる表現も同様です。

 

知っている。書かれればわかる。でも言われるとわかりにくい表現をカタカナにしてみると、以下の様な感じでしょうか。

 

  •  What I'd like to do is ...(ワタアイドライクトゥドゥイズ)
  • So you mean ...(ソユミィン)
  • How can I ...(ハァキャナイ)
  • Where are we ...(ウェアーウィ)
  • What's going on...(ワッゴインノン)

 

カタカナだけ言われると、!?、となりがちではないでしょうか。

 

でも、ちょいと抑揚がつくと、これがネィティブの方の発音に近い。正解とは言いませんが、学校で一語一語、発音させられるより、はるかに伝わりやすい。

 

日本の教育では、単語一つ間違えると、テストで点を引かれます。三単現のエスが、とか、前置詞とか、、、、大学に落ちないために、気を付けなければいけないことがたくさんあります。 それ自体の価値は否定しませんが、必然、単語一つ一つに、気を取られます。


でも、実際に話すと違います。日本語でもそうですが、強調すべき箇所ははっきり、或いは定型文の様なところは、サラっと流します。そうなると、『ハァキャナイ』とかなります。会話の中で重要でないところは、さらっと、短く言うことになります。

  

※読んでないですが、こんな本もあります。多分、上のカタカナよりはよく書いているはず。

 

 

Step 2: 本屋かアマゾンへ

英語は速いのではなく短い。

こう理解することで得られるメリット/理解しないことで失うものを、少し挙げてみたいと思います。

 

  • 一語一語、しっかり言っていると、聞き難い(日本人に多い)
  • 抑揚がなく、何を伝えたいかわかりにくい
  • 喋っていて、一語一語に意識が行くので、疲れる
  • 定型文を知っていると、会話が弾む
  • 同上、覚えるべき単語/聞き取るべき単語が少なくなる
  • こうなると、単語の習得速度が上がる(余計なノイズが減ると相手の言うことを理解しやすくなる)
  • こなれた感じになる(その代わり、勉強は続けてくださいね。こなれてるけど身がない話をしてしまうと、かっこ悪いので)

レリゴーとか、キャナイとか、そんな『短い英語』を、たくさん覚えると、上記の様なメリットがあります。

 

この理解の上で、じゃぁ、どうすればいいのか。

 

ちょっと眉唾なタイトルの本に手を出しましょう(著者の方々、出版社の皆様、ごめんなさい)

 

たった○○語で、、、、という様なタイトルの本です。

 

英語は地道な特訓が必要で、そう易々と習得できません。でも、短い英語をたくさん知る、という目的に関して、これらの本は良書です。

 

なぜなら、頻出表現がとてもよくまとめられているから。こういった本で、”レリゴー”や”ハァキャナイ”の様な、短くなりがちな表現を叩き込みましょう。上記を意識して読むと、確かに、たった○○語で会話が円滑になったり、聞き取りが楽になります。

 

随分前、私は下記の本を読みました。感想を思い出せないぐらい内容を忘れてしまいましたが、頻出の表現が良くまとまっていたかと思います。そのうちのかなりを使っている気がします。

  

 

たった「80単語」!読むだけで「英語脳」になる本 (知的生きかた文庫)

たった「80単語」!読むだけで「英語脳」になる本 (知的生きかた文庫)

 

  

たった「78パターン」で英語を「話す」「聞く」がすぐできる本 (知的生きかた文庫)

たった「78パターン」で英語を「話す」「聞く」がすぐできる本 (知的生きかた文庫)

 

 

  他にも同様な本をいくつか読みましたが、結構、役に立っている気がします。

 

英語は決して、たった、、、語じゃぁ話せません。でもこうした書籍は良くまとまっており、上記の意識をもって読むと、非常に良い勉強になります。

 

 

 

 

どうでしょう、この2ステップ?結構、シンプルだし、手間も少ない。その割にリターンが大きい。更に、今までの勉強が無駄にはならないのではないでしょうか。

 

ちょっと行き詰った方にとって、シンプルに英語の壁を壊すきっかけになれば嬉しいです。

 

成長をキーワードに本を2冊読んでみた_ビジネスプロフェッショナルとトップアスリートに共通する成長の本質

昨今、特別に成長することを意識した訳ではないのですが、やはり成長する、ということは常に心掛けたいと思っています。

 

そんなことを30年間ぐらい思ってたら、たまたま、成長に関する本が2冊、先月ほぼ同時期に発売されました。

 

成長思考--心の壁を打ち破る7つのアクション(赤羽雄二)

限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法為末大

お二人とも、好きな著者なので、共にお勧めできる本。

 

ビジネスプロフェッショナルと、(元)プロアスリート。

世界No.1の頭脳集団で活躍し続けたビジネスパーソンと、

世界の頂上で争いを続けたトップアスリート。

多分毎日14時間以上、時に土日をつぶして、アウトプットを出し続けた方。

かたや、1分に満たない時間の中で、コンマ数秒を競い、戦ってきた人。

 

毛色の違う世界。

アウトプットの形も、アプローチも、全く異なる二人。

 

そんな二人でも、 共通するところが多いです。

7/20と7/27に出版されたのに、すごく似てるように見えます。(剽窃とかいう意味ではなく)

 

成長することを考え続けた二人。

 

この二人の共通する事項って、成長のプロセスの本質を突いているのかな、と思い、まとめてみます。

 

共通すること

それぞれの書籍に、それぞれの金言があり、

いずれも素晴らしい本だと思いますが、共通するところをまとめてみたいと思います。

 

多少表現は異なりますが、共通する事項として

 

①意図的に変化を起こす/あらゆる工夫をする

②目標を下げる・大きな目標を持ない/達成できる目の前の課題・目標を達成することを繰り返す

③自信を持つ/そのためにあらゆる手段を考える

 

があげられるかと思います。この2冊を読んでいま、私自身も心掛けていることです。

 

 

①意図的に変化を起こす/あらゆる工夫をする

為末大さんいわく、変化を取り入れることがタイセツ。成長は、努力の延長にあるのではなく、ふとした拍子に、壁を乗り越えることが多いそうです。

 

自分がとどまっていた枠の中をふと乗り越えたとき。

 

例えとして、”小さい頃に鎖につながれた子ゾウが大人になっても鎖を切らないことや、水槽を透明な壁でエサの小魚を隔てると、壁を取ってもエサを取る気がなくなる。でも、ふとした拍子に鎖が切れる/餌をとれることがわかると、鎖を切り逃げ、エサを捕る。これと成長することの感覚が似ている"、そうです。

 

こうしたふとした拍子を作るために、変化を起こし続けることが大事といいます。

 

この変化のために、以下の様なことを言っています。

スケジュールや目標を変化させる。

練習メニューもいろいろやってみる。工夫してみる

時には他人の話をときには100%聞く/時には他人の話は全部聞かない 

 

そうかも。良いかも。また、反対に、

反復練習には自己陶酔の様な落とし穴がある

 という様なことも言っています。これもそうかも。自分を満足させるだけで、まったく伸びない。結構、ありがちですね。

 

赤羽さんも、工夫の鬼。

なぜ成長しないのか、どんな時に成長したのか。

どうすれば成長するのか。。。。そんなことをひたすら考え続け、メモ書き/仕事上のあらゆる工夫・・・そんな工夫を数多生み出し、この1年に6冊も本を出したそうです。

 

尋常じゃないですね。きっと、それだけのノウハウを蓄積するまでに、成長、成果を出すために工夫を積みかさねてこられたのだろう思い、頭が下がります。

 

②目標を下げる・大きな目標を持ない/達成できる目の前の課題・目標を達成することを繰り返す

 

『目標を下げる』この表現を聞いたこと、ありますか?まして、成長を促す書籍で。

 

私もかなりハッとした表現でした。

 

成長思考というタイトルの本で、潔くこの表現を使われていて、でも非常に合理的です。実は私もこれを受け、目標を下げて、英検準一級を取ったのです(上梓前にお話を聞く機会があり、同じことを言っていました)。

 

そしたら、少しハッピーになりました。

 

それまでは、『英検一級取りたい。難い。2時間/dayでは追いつかない。でも上司がマジ無理。平日は愚か、土日寝込むレベルで毎日ストレス(本当)。英語どころかビジネスパーソンとしてのスキルも微塵も上がらない』という日々から、解放されました。

 

日々の目標を高く立てがちだった私は、結構、到達できずにふ塞ぎ込みがちだったのです。でも、この言葉を聞き、ずいぶん、楽になりました。精神的に自傷行為を繰り返していても仕方ないのに、結構、繰り返してしまいがちだったのですよね。

 

でも、こういう人は、相当いるんじゃないかと思います。特に、日本人的な性格にありがちな気がします。

 

為末さんも同様なことを言っています。

目標には下方修正すべきときがある。高すぎる目標は体を固くし、パフォーマンスを下げる。また、自信も失う。 

あまり大きな目標を立てないこと。目の前にある出来ることをこなしていくこと。実は、オリンピックのメダリストは小さい頃からメダリストを目指している人は少ない。

とも。確かに、高すぎる目標を掲げ、達成できないことが続くと、ポジティブでいることは難しくなります。

 

小さいころから、大きな夢を目指している人が必ずしも成功を収めていない、というのは面白いです。

 

私も30超えますので、結構、小さい頃の友人を見ていますが、そうかもしれません。いや。そうだな。そういう傾向が見て取れます。

 

プロ野球選手になる、と言っていた友人は沢山いましたが、だいたい、高校より前でやめました。『プロになりたい』、のプの字も聞いたことない友人が1人、Jリーガーになっています。金持ちが行きたがる私大に行く!(ただし成績は別に良くない)と言っていた人が、平均的な私立大学に行き、勉強する気あったのかわかんない人が、医学部に行って、どっかの外国で偉いことしてます。結構、わかんないもんです。

 

志って、たいていは折れるのかも。

そして、たいてい折れるが故に、折れない人を神格化して、ありがたがっているのかも。そう思います。

 

もう折れそうな心を/志を何とか支えるために、志の高い人を敬い、ありがたがる。。そうやって自分を追い詰めて、苦しくなっていく。そして酷くなると、自分をかわいそうに思い、誰かに慰めてほしくなって、かまってちゃんになっていく。

 

そんな迷惑な志なら、ちょいと目標(≒志)を下げて、ちょとずつ毎日積み重ねられるものにしていった方がいいのかなと思います。

 

そりゃ、たまには折れない人もいるのかもしれません。確率的には。

 

でも、実際はそう見せている/見せたがっているだけのことが多い気もします。報道する側としてはキレイなストーリーを見せたいし、報道される側も見栄を張りたい。成功している人って、別に志は高くなくって、偶然と日々のちょこちょこの努力を積み重ねただけなのかも。

 

またまた素晴らしい記録をやってくれたイチローだって、”小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています”とのこと。

 

 あんま無茶な目標を持つのも考えモノだと思います。

 

 

③自信を持つ/そのためにあらゆる手段を考える

結構、二人の著者に共通していると思うのは、

日本人特有の性質の中に、成長を妨げる要因があることに言及しています。

 

日本人の悪徳を言語化すると以下の様な感じでしょうか。

 

  • ステレオタイプにとらわれる。反復練習が好き。⇒方法に正解があると思い込み、やり方を工夫しないで、意味のないことを繰り返す。
  • 完璧主義/目標完遂を美徳とする⇒変化を敬遠し、こだわる必要のないところにこだわり、本質から外れ、心を壊す。
  • 自信家を敬遠する/ネガティブを迎合する、ネガティブなことを言うと、周りが構ってくれるような気がする。ネガティブで頑張っている奴を応援する⇒成長意欲を失う

 

1点目と2点目はそれぞれ、上記した通りが解決の手立てとなるのではないでしょうか。

 

そして、3点目。これも結構、日本人的ですよね。

 

知人に、人生で見た人間の中で、最も想像力と理解力、人間性が欠ける自信家が居ます。半日でできるExcelの計算を半月かけ、2つ目のプロジェクトが入ると、文句しか垂れなくなり、仕事が全く進まなくなります。このク○野郎、ってやつです。

 

でも、なんでか知らないけれど、給料良いらしいのですよね。社内の誰もが疑問を持つ評価。彼を肯定する気は全くないですし、『上司は阿保なんだ』以外の感想は持ちえません。ですが、自信はそれだけ強力、といえるのかもしれません。

 

思うに彼は、積み重ねの閾値が猛烈に低いためか、わずかな進歩でも、自信になるのではないでしょうか。『あぁ、今日もメール一報打って電話した!大変だった!!(もうExcelなんていじれない。でもよく頑張った俺、仕事出来る!!!)』と自信を持てちゃう。

 

見ていると苛々するだけですが、もしかしたら、日々積み重ねていることに自信が持てないことも、同じぐらい、ヨクナイのかもしれません。

 

”日本人”の性格を一言で言うと、成長する勇気がない様にも見て取れます。何か変化を起こすことが怖い。皆で足を引っ張りあい、同じところにとどまることを良しとする印象があり、それが成長を妨げる。以前ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)を読んだ感想で、似たようなことを書きましたが、非常に日本人的な考えかただと思います。

それ、つまらないですよね。

 

猛烈に低い閾値を設定することは、自分の檻を破る一打にはなりえません。でも、少し手首しびれるかも。でも、そんなに痛くないかも、という一打を日々、自分を閉じ込めてるかもしれない檻に浴びせ続ける。出来るだけ細いところから。ちょっと曲がりそうなところから。角度を変えて、工夫して、日々、ちょっとずつ。あ、ちょっと曲がった、ということに成長を感じながら、それを繰り返す。そんな日々が続くと、日々、ちょっと良くなるかもしれません。

 

昨日より、ちょっとよくしよう。そうするために、全力で工夫をする。

それでいいんじゃないでしょうか。

英検準一級のすすめ|ビジネスに役立つと思う理由3つ

気まぐれで英検準一級を受けてみました。無事合格。

 

私のTOEICのスコアは(900チョイ)なので、英検準一級に受かって然るべきスコアです。ですので、胸をなでおろしている、というのが素直なところ。

 

でも英検。とても勉強になると思います。 私としては、英語学習のマンネリ打破のためだったのですが、良い勉強ができました。

 

とある英語教室を開催している外資系トップコンサルティングファームご出身の先生が、「ビジネス英語に1級は不要!、難しすぎ!!、準一級が受かれば十分!!!」とのことでした。そうかもしれません。

 

ざっくり言って、英検準一級の勉強には、以下の様なメリットがあると思います。 

  1. ビジネスに使える表現が満載
  2. 英語学習の本質をついた出題
  3. 英語で世界を広げることにつながる

お勧めするところを、少し書いてみたいと思います。

日程など

まず、ご参考のため、試験概要(2016年7月現在)について記載しておきますね。日程等、ご自身で受験検討される際には、こちらのリンクから、英語検定協会のサイトにアクセスし、詳細をご確認ください。

 

≪頻度≫

年3回(6月、10月、1月)

 ≪スケジュール≫

  • 上記の約1~2ヶ月前の期間に応募
  • 試験10日程前|受験票到着(顔写真〈2.4×3cm〉要準備)
  • 一次試験(筆記)@受験票に記載された中・高校(割と近くに指定してくれました)
  • 翌日13:00|解答速報が掲載(試験用紙は持ち帰れます。解答をメモしておくと、答え合わせ/復習ができます)
  • 1次試験の3週間後|結果web公開←テスト結果と、CSEスコアという客観的なスコアで英語力の分析が出来て面白いです。
  • 2次試験|@1次とは別の会場にて、試験。割と近くに指定してくれます。5分程度のインタビューですが、待ち時間を含めると約2時間。だいぶ暇です。
  • 試験後、約10日でwebで結果公開、その1週間後に成績表送付

≪試験内容≫

  • 筆記|ボキャブラリー、リーディング、ライティング、リスニングの4セクション(時間は結構、たっぷりあります。TOEICの様に時間配分は気にしませんでした)
  • 2次(面接)|4コマ漫画を見てナレーション⇒これに関する質疑1問⇒関係ない質問3問(日本の人口は今後、増加すると思うか、就職率は今後改善していくと思うかどうか、最低賃金を保証する政府の指針には賛成か否か、の様な質問)

  ≪難易度≫

諸説まとめると、

  • TOEIC700~800
  • 語彙力:6-8千語/abbreviate, amicable, extravagant, hinder, immerse, ...とかが文脈なしで7割わかるレベル*

ぐらいと言われています。

 

ビジネスの英語力として最低限度といわれる点数で、確かに上記のTOEICの点数を取れないと、ビジネスで使うのに苦労するのかな、と思います。

 

ですので、スコアとしては魅力的に思えないテストと思われるかもしれません。しかしこれ以上の価値はあり、そのお勧めする理由を具体的に書いてみたいと思います。

 

使用したテキストは、下記の植田一三さんのもののみです。テキストを比較しての評価はできませんが、良い内容だと思います。

 *英検準1級100時間大特訓(CD BOOK)

 

 ビジネスに使える表現が満載

はて、テキスト(上記)を読んでみての感想。単語ムズ!

特に句動詞がとても良い/知らない表現が満載でした。

 

復習がてら、いくつか参考書中の表現を引用させてもらうと、下記の様なものがあります。

  • fund embezzlement (資金横領)
  • document forgery (文書偽造)
  • malpractice liability (医療過誤責任)
  • hold up the meeting (会議を延期する)
  • clear up your doubt (問題を解決する)
  • stay up all night (徹夜する)
  • the figure don't add up (計算が合わない)

①結構、会社で使えそう(横領や偽造は控えてください)、②相手が使ってくる、③パッと思いつく表現よりオシャレ、です。

 

③は関係構築に、②はコミュニケーションの円滑化につながります。①は、『同じことを伝えるために、いくつかの表現を手持ちしておく』ことにつながります。これはコミュニケーションの円滑化に加え、相互のより深い理解につながります。或いは、勉強の中で、あ、明日コレ使ってみよう、という表現や、或いは今まで相手に、『え?!』と言って言い換えをしてもらっていた表現がわかる様になることがあります。

 

テスト合格を目的とするにはやや充実しすぎた内容の書籍かもしれませんが、良い語彙が充実しています。

 

ですので、本質的な目的が”英語を使って何かをする”人であれば、非常に勉強になる/タメになると思います。

 

英語学習の本質をついている

別段、他のテストを否定するわけではないですが、英検は、言語理解の本質をついたテスト内容だと思います。ここで言う本質というのは、『自身の思考を言語化し、相手に伝えること/相手の言語を通じて、相手の思考を理解する』ことです。

 

要するに、コミュニケーション能力です。でも、コミュニケーションという単語はあまりに広く用いられ、概念が曖昧になりつつあるような気がします。しかしながら、なんでも『コミュニケーション能力がない』と片づけられてしまいますが、ちょっと違うことが多いと思います。例えば、

 

・合コンでしゃべれない

・部下が/上司が私の言うことを理解してくれない

・相手が何を考えているかわからない

 

これらを『コミュニケーション能力がない』で片づけてしまうと、そこで終わってしまいます。進歩も前進も、何もない。

 

しかし、合コンでしゃべれないのも、部下が/上司がわけわかんないのも、他人の気持ちをおもんばかれないのも、自分の/相手の思考を言語化し、うまく伝える/理解することが出来ないことが非常に大きな要因であると思います。

 

ですので、語彙を増やし表現の手段を増やすこと、或いは後に述べますが、ライティング&スピーキングでこの表現力が求められる英検は、自身/相手の思考を読み解く力を大きく向上させてくれると考えています。なので、言語学習の本質をつく内容であると思う訳です。

 

合コン相手によっては様々な要因により絶句を禁じ得ないこともありますが(どんまい)。

英語で世界を広げることにつながる

語彙、および出題形式の観点から、英語で世界を広げることにつながると考えています。

 

語彙について、ビジネスに使えそうな表現を例に挙げましたが、ニュースの読解、通常の会話の幅を広げてくれる表現も満載です。語彙の重要性は上記の通り、その幅がビジネスにとどまらなければ、相手の国の、自分の経験したことのないことを知ることにつながります。自分では決して経験しえないことを海外の方から聞けること。コレ、面白いと思います。私のモチベーションの一つです。

 

また出題形式として、英検に特徴的に求められるのが、

①リスニングで結構長い会話を聞き、言い換え表現を選ぶこと、

②ライティング&スピーキングで自分の考えを簡潔に述べること、

び2点だと思います。

 

よく、英語になると、途端につまんないことばかり言う人がいます。或いは、わかんないからってすぐにYesYesYesって言ってしまう人とか。ビジネスでは危ないですし、話していて面白くないんじゃないかと思います。同僚だとうんざりします。上司がこういう方だと、がっかりした上にうんざりします。(英語が出来ないけど出来る上司は、こういう時は無駄に英語をしゃべりません。その方が圧倒的に良いです)。

 

コミュニケーションに求められることは、

①相手の話の要点を理解し、それに対して自分の考えを述べること。

②Yes/Noならその根拠を、どっちでもないなら、Yes/Noの間のグレーを、どこで迷っているのか説明すること

だと思います。

 

母国語のコミュニケーションでは無意識にやっていますが、第二言語では失われてしまう。しかし、英検準一級では、①はリスニングテストで求められるものですし、②はライティング&スピーキングで求められます。こうした能力を高めることで、英語で世界を広げる、英語を使うことが楽しくなる。そんなことにつながるのではないでしょうか。

 

ちなみに、海外の方は日本人と比べてどうでも良いことをベラベラベラベラと長くしゃべる傾向があります。話が結構、長いんですね。『要するにこういうことね』と10秒で説明できることを5分ぐらいしゃべることがあります。先日、飲み屋でからまれて、そういう経験をしました。リスニングで求められるスキルも、相応に根拠があります。

 

 結構

勉強になると思いませんか?

 

勉強するにあたり、現状の英語力にもよるかと思いますが、私はあまり時間を割きませんでした。(私は普段、ソコソコ使っていますので、勉強時間はご参考まで)

 

実質10時間+α程度だと思います。

 

土日はほぼ割けず、(通勤中〈徒歩の間の10分のリスニング+時々英単語〉+お昼休み20分)×1ヶ月程度の勉強時間です。もちろん特別に頭が良いわけでもないですし、テスト前の学生の様に、『時間かけてないんだ自慢』をする訳でもないです。言いたいのは、

 

非常に効率的;この程度のリソースで、充実した内容を体系立てて知識化することが出来る。

実用的;普段使用している私としては、日常の業務が勉強になった。

 

そういった観点から言うと、実用的・効果的・効率的なテストといえるかと思います。

 

ですので、 

 

・ビジネスで使うチャンスを窺い、実力を蓄えている方、

TOEICに飽きた方/伸び悩んでいる方

・英語学習のマンネリを打破したい方

 

いかがでしょうか。

ムチャ振りvs.丁寧な指導について思うこと

無茶ぶり。受けたことありますか?

私、結構あります。

  • 入社直後、上司が把握していない内容を説明させられる
  • そして、なんで把握してないんだ!と詰められる。
  • 元上司の虚偽報告の後始末をさせられる。
  • 1時間前に打ち合わせに出て!⇒逐次通訳を求められる。
  • 社内で誰にも見せてもらったことが無い内容を、他社の前でプレゼンをさせられる。
  • 要領の悪い同僚が定時に帰る横で、残業続きの私に仕事が来るetc...

あるあるでしょうか?当初は相当、嫌で、相当血圧が上がりましたが。。。

 

あぁ、もうこんな思いは他人にはさせたくない

嫌な思いをすると、私は結構、こう思います。

こんな阿呆くさいストレスによって、失われることは沢山あります。たとえば、

  1. 仕事の効率:ストレス程、効率を落とすものはないです
  2. 仕事へのモチベーション
  3. 上司への信頼
  4. 体調
  5. 休日
  6. 数百万円:もし人が一人辞め、新しく雇用しようとすると、採用するために数百万円~うん千万は失われます。
  7. ナレッジ:辞めた人のナレッジの喪失は、プライスレスですね。

阿呆くさいストレスが理由でやめることは、会社にとっても個人にとっても、決して幸せなことではないと思います。

 

他人の人生は束縛するつもりはないですが、でも、素晴らしいと思う同僚とは長く働きたい。良い成果を皆で味わいたい。外資コンサルは一般的に入れ替わりが激しいといえますが、でも、『阿呆くさ、やってらんねー』、と思って思ってやめるひとって少ないのでは。

だからできる限り丁寧に教えてきた

自分がしてきた嫌な思いを他人にさせたくない。そう思うため、できるだけ自分の仕事を任せる相手にはストレスをかけない様にしてきたつもりでした。例えば。

  • まずはやって見せるのが第一。
  • アウトプットのイメージを必ず見せる/可能な限り具体的な指示を
  • させてみた資料も、ミスは依頼者(私)の責任|資料はすべて添削してから報告
  • ポジティブフィードバック
  • 矢面には自分が立つ
  • 任せられるまでは、すべての仕事の内容を自分で把握しよう
  • 仕事を依頼するにあたって、他のプロジェクトの仕事量が多すぎはしないだろうか?⇒必ず、把握している第三者に仕事を依頼しても大丈夫か確認してから依頼。
  • 逐次状況確認、納期は想定所要時間の10倍は見る

書籍など参考に、余計なストレスをかけない様にしてきたつもりでした。赤羽さんもすごいが、山本五十六さんの名言は深い。僅かな言葉で本質を的確についてる。とか思いながら、指導方法をあれこれしてました。

www.amazon.co.jp

 

しかし。。。

まったく伸びなかった。半年前に教えた事項も、全くできず。

 

なぜ、こんな未完成な資料を出すのか?と聞いたら、言い訳ばかり。

教えてもらわないとわからない。アレが忙しい、優先順位の高いコレを優先させた(さっきまで勉強のためのセミナー報告書を書いてたじゃねーか/他部署に動いてもらうための資料なのに...)。とか。

 

その繰り返し、もはや見限り放置。そんな(←ぐだぐだ書きました)経験をしました。

 

あれがいけなかったか、これがいけなかったか。或いは、あいつが悪いこれが悪い。そんなことをぐるぐるといろいろ考える中で、どうしても、自分が受けてきた無茶ぶりが、思い出されます。

 

結構私、無茶ぶりによって得たものもあったんじゃないか?

 

上手くいかなかった理由はほかにもたくさんあると思います。やりようもたくさんあったと思います。私が一方的に文章を書いている限り、私もいつの間にか自分を擁護します。私に見えない自分の咎を見出すことはできないでしょう。

 

でも仮に、私の教え方が理不尽であっても理不尽な物事を乗り越えることが必要なのだと思うのです。

 

スポーツのトレーニングを聞いていると、よくあります。

  • 血尿が出るまで走らされた。
  • 夜通し、40km走らされた
  • 試合の後、負けたから10km走らされた。
  • 擦り傷でリンパが腫れまくっても毎日走ってた。
  • 骨が折れても試合に出てた。
  • ミスすると、めっちゃ殴られた。 など...

だから日本のスポーツはダメなんだ!!!という理論も良く書かれていますし、どちらかというと、私は大いにそっち考え方です。

 

でも反面、これぐらいの無茶をしてきたから、少々の逆境は乗り越えられちゃうような気がするのですね。まったく上記の事項を推奨する訳ではありません。理屈のない根性論はとても嫌いなのですが、でも時々、一理あるなと思ってしまうのです。

 

”根性”ないとやってらんないことって、ビジネスでもなんでもよくあると思うのですよね。

 

ある種、上記の例に近いことも経験してきた私としては、超嫌でしたけど、何とか”キアイ”で無茶ぶりを乗り越え、ささやかな成果を挙げることが出来たのだと思います。

 

何とかストレスに堪え、乗り越えるためにいろいろ勉強・工夫し、効率的に業務出来るシステムを作ってきて、それがうまく回る様になりました。他人にも、もちろん助けてもらいました。本当に感謝です。他人に頼ることも仕事の一つですね。

 

反面、人に依頼したとき、ちょっと納期キツイかなと思うこと、すなわち無茶ブリをバッチリやってくれた時とか、方針が定まらずにもやもや終わった次の会議で、しっかり考えたモノを持ってくる人とか。おぉ頼もしいと思うのが素直な感想かと思います。

 

混沌としたビジネスシーンの中で、そうそう、指示した通りにやるだけで良いことなんてなくて、現地現物を見て、指示された側が何らしかの判断をしなきゃいけない。ある種、無茶ぶりな事態も必然的に生じるのかと思います。

 

理論派ラグビー選手/監督の平尾誠二さんも、理不尽に勝つ!という様な本で同様なことを書いておられます。結構、普遍的な真理の一つなのだと思います。

結局、、、

どうしたらいいんだろうね、という答えは、出ていません。

 

私の教え方の咎/もっとよく教えられたよね、他人の育て方はまずかったよね、というのは、生涯かけて反省し、他人を伸ばすための力もつけていかなければいけません。

 

でも一方、他人をものすっごく伸ばすことの出来る人に出会えること、って中々ないですよね。

 

極めて才能に恵まれた選手が、優れたコーチに最初っからつくことが出来ることは、極めてまれです。素晴らしいアスリートが出来あがる確率って、例えば0.1%の才能×0.1%の出会い、みたいなイメージで、奇跡に近い。

 

この奇跡が起こる蓋然性を、どのように高めていくか。

 

それって、自分の努力しかないと思います。どんな時も言い訳せず良いパフォーマンスを見せる×誰かに見てもらえなくてもそれを繰り返す。すると、どこかで見てくれる人がでてくる。

 

見出されないこともあるけど、しかし、無理かもしれない事に対して頑張る。そういう力というのは、どうしても必要なんだとおもいます。時に先が見えなくても、頑張ること。これがないと、ニンジンをぶら下げられた馬の様です。

 

成功したアスリートには、運の良い様に見える人もいるかもしれない。ただ、運が良かろうが悪かろうが、本人が出来ることは、たとえどんな環境にいても、腐らずに自分を磨くことしかないのだと思います。

 

ビジネスでの成長のために

これと同じように、ビジネスも、たとえどんな理不尽があっても、腐らず、自分のキャリアで成したいことのために邁進する。

 

いや、我慢するだけではないです。逃げることも大事です。異動も転職も、第三者に訴えるのも、手段はいかようにもあります。アスリートの成功と比べれば、仕事での成功の形や手段は多様ですから。

 

下記のお気に入りのブロガーのブログもよくよくご参考ください。とても良いことが書いてありますので、自身の置かれた環境とのバランスを考えてください。この考え方は考え方で、100%Agreeです。

 

www.outward-matrix.com

 

ただ、逃げてもどこかで似たような壁が立ちはだかります。

 

プロジェクトAで大トラブルが生じたと思ったら、Bでもトラブル。過去に片づけたCに関して引継いだ部門から質問。トラブルの匂い。とおもったら、プロジェクトDで急きょ、大きな打ち合わせをしなくてはいけない。とかいってたら、新たなプロジェクトEにアサインされちまった。

 

理不尽。世を周りを、環境を憂えたくなる。そして事実、世が周りが、環境が悪いことだってあると思います。

でも、何とか我慢する。仕事は何とかしてやり切る。志を果たすために環境は変えたとしても、現実からは逃げない。例えそれが価値の無い様に思えても、自分で選んだ/受け入れた環境なんだから。

 

たとえ私の教え方が悪くっても、志あらば自分で学んでほしい。言い訳して逃げてばかりいないで。

 

そんな力もちょいと必要だと思うのです。

 

もっとできるんだ病_心の鍛え方(荒木香織・著)の感想

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)(荒木香織さん)という本を読みました。

自戒に胸が疼く様な書籍。とても学ぶことが多かったので、思うことを書いてみようと思います。

 

ラグビー日本代表のメンタルコーチで、内容として、メンタルをいかに鍛えるか、ということが体系だって書かれたもので内容自体も面白いです。五郎丸選手のお祈りも、荒木さんがプレ・パフォーマンスルーチンとして確立した様です。

 

非常に面白い本なのですが、この中に珠玉の1ページだと思った箇所があり、以下に抜粋・引用します。

『もっとできるはずだから』そう考えること自体は悪いことではない。でも、過去を振り買ってみて、そう思うことで『素晴らしいこと』が起きたでしょうか?そんなことはないのではないでしょうか。

 

だからこそ、もっともっと、と望むのでしょう。でもそういう人は『誰かが、環境が何とかしてくる』と思っていることが多い。そうしてくれるのを待っている。

 

環境は自分でつくっていくしかない。自分が変わらなければ、何も変わらない。そういうプロアクティブな行動をとらないで、ただ待っているだけでは、『もっと』と望んでも得られるものはない。

 

いま自分が出来ることを精一杯やっていけば、ストレスも少なくなるし、失敗することもそうはない。それでいいんじゃないかとも思うのです。そんなに多くを求めなくても、と....

 

上を目指すことについて

基本的に、日々、上は目指すべきと思います。理由は、この過程がハッピーだと思うからです。人間の普遍的な幸せとして、日々取り組む何かに少しずつ進歩がみられること。これは、人生で最も面白いことの一つなのではないでしょうか。

 

でも、ある目標を立てたとしても、すべてかなわないのが現実です。目標を立て、設定しても、時にかなわないことがあります。ある目標を達成し、次により高きを目指し、目標を立てる。これを繰り返していると、いつしか、その分野で、他人からはスゴイとしか言えない人になるかもしれません。

 

しかし上には上があり、どこかでつまずくことになると思います。

 

スポーツはわかり易いですね。だれしも地域で一番、都道府県一番、学生一番、日本一を目指し、世界一を目指しているうちに、どこかでつまずくでしょう。世界一の一人を除き。仕事も、勉強も、すべからくそのようなもので、人間、だれしも数えきれない挫折の上に、人生を築き上げていくのがふつうです。

恵まれない身体と頭について

アスリートとして上を目指すと顕著ですが、足が遅い、体が小さい、食べても太れない(and vice versa)、運動神経が良くない等。身体的に恵まれないことによって断念しなければいけないことはたくさんあると思います。

 

技能を向上する手段は数多あり、可能な限りの手段を尽くすことで能力を向上することはできるでしょう。でも、どこかに限界がある。

 

私もラグビーをしているため、足が速くなるためにいろいろ試し、体づくりをいろいろ試してきました。その結果、高校、大学、いや、一年前よりも能力を徐々に上げることができました。でも、50mを5秒台で走ることはできないし、ベンチプレスで200kgをあげるにはほど遠い。プレーもうまくなったかもしれないけれど、まだもっとうまくなりたい。でも、アスリートとして下り坂といわれる年齢/加えてビジネスパーソンとしての責務を果たすために、どこかであきらめることになるでしょう。

 

勉強や仕事も頑張ると、結構、伸びるものです。

○○大学に入るとか、年収----円を稼ぐとかいう、可視化・定量化できる目標を立て、着実に道を歩んでいく。素晴らしいことかもしれません。

 

しかしスポーツ同様、お山の大将が集まれば、大将の中で落ちこぼれること、この人には敵わないな、ということが多々出てきます。何をやってもトップクラスだったのが、英語だけ、数学だけ、、、とか。数学に限っても、xxxの理論に関してだけは、とか。年収も人より多いと思っていたら、2桁上の人が居たり。

 

努力の過程で、成績とか、年収とか、論文の数とか、役職とか。こうした可視化されたり、定量的な目標の多くは、あきらめなければならないことに気付きます。

恵まれない環境について

何かをあきらめる”原因”になりうるものとして、外部環境も挙げられます。失敗と平行関係にあるもの。完全に証明はできないでしょうが、因果関係すらあると思われますので、あえて”原因”と表現します。

 

金銭的であったり、家庭環境であったり。或いは、”たまたま出会った人”とか。世の中、決して恵まれない環境にいる人がいます。こういった条件が恵まれていれば、恵まれているに越したことはないでしょう。(逆境を乗り越えることは大切かとも思いますが、論点からずれるので割愛します)

 

でも、そうではない人は、小さい頃から『あぁ、。。。さえあれば/なければ』と思うことがしばし、あると思います。ある目標に向かって努力をしたものの目標が果たせなかったとき、彼我の持つ『環境の差』に責任転嫁すること。これは人間の普遍的な傾向で、数多くの警句があふれています。

 

自身を振り返っても、どうやって乗り越えようか考えあぐね、愚痴がこらえきれないことがあったり、時に涙することもあったし、他人から同情してもらうことも多くありました。結構、多くの方がそういう経験をされているのではないでしょうか。

 

ずいぶんと色々、あきらめてるけど、結構、手に入れている

そんなことをして、30年生きると、ずいぶん、あきらめたことが多いな、と気付きます。でも、あきらめる過程では、あきらめることが嫌で嫌で仕方なく/むしろ大抵はあきらめたことを認めることが出来ず、自己嫌悪になることを繰り返してきました。

 

『もっとxxxしたい』『yyyを手に入れたい』。。。

 

もともと上昇志向や向上心が強い方なのか、こういったことをよく考えてきました。

 

そしてふと気づいたのですが、大抵の目標は手に入れることが出来なかった。すごく高い目標、xxx/yyyに対してコミットしているうちに、多くの人が乗り越えられなかったaaaとかbbbとかcccとか、そういったものは確かに乗り越えることが出来たかもしれません。受かった大学や、テストの点数とか。こういった評価軸においての私の成果は、多くの親が大枚をはたいてでも努力をさせ/或いは自分自身で努力し、それでも、結構多くの人が果たせないものである、こともわかっています。

 

しかし、xxx/yyyは手に入れることが出来ず、常に自己嫌悪に陥っていました。

 

ずっと、『あぁ、なんか足りないな。もっともっと人から認められたい。他人から評価を得たいな』と思っていた。どうしたら良いか考えては試し、挫折を繰り返してきました。こうした人間の承認要求というのは、何ともに御しがたいものです。多くの人が得られないaaa...は得られたけど、誰からも認められるxxxを得たい。そんな欲求のために、満たされない気持ちになることを繰り返してきました。

 

白状すれば、他人に助けてもらいたい気持ちは、結構強いです。そんなこと願っても仕方ないのに。

もっとできるんだ病

こんな自分を振り買ってみると、辛いのは、他人の評価軸と自分の評価軸の境目が曖昧になっているときなんだと思います。

 

他人から評価されたいけど、評価を得られない。だから、冒頭に引用した様な、以下のスパイラルに巻き込まれている。かなり普遍的なスパイラルなのでしょう。

  1. もっとできるはず、と自分を追い込み
  2. 達成できないと、心のどこかで環境のせいにしてしまう(例え強く自分を戒めていても)
  3. 誰かに助けてもらいたいと思う

そして、どうにも自信が持てず、憂鬱になってしまう。

非常に不幸なスパイラルです。

 

また、赤羽雄二さんのセミナーに行き、話を聞いていてこれまた素敵だな、と思ったのですが、日本人の傾向として、『他人をほめるのがメチャ下手。これ故に日本人の自己評価は他国と比べ、ものすごく低い。』所謂、自信を持った人が非常に少ない状況といえるそうです。

 

私なりに加えると、確かに日本人で他人をほめる人はめったにいない。

おそらく日本人の勤勉な性格からか、常にカンペキ、”だれがみてもすごい姿”しかほめることができないからだと思います。或いは、他人のアラを探すのが好きなのかもしれません。これ故に自分の評価軸がぶれ、”他人の理想(≒カンペキな成功)”に達するまで追い求め、もっとできるんだ病に掛かってしまうんだと思います。”他人の思う理想”なんて、実現しえないのですけどね。

それで、どうしたらいいか

その答えとして、冒頭の引用が答えに近いのかなと思います。自分の人生を振り返った様で、涙でそうでした。

 

赤羽さんが、日本人の自信のなさに対しておっしゃっていたことも秀逸で、『ちいさな成功体験を設計し、これを少しずつ超えていく』ことでしか自信をつけることはできない、と仰っていました。日本人は能力はあっても成功体験の設計がヘタクソだ、と。自信持て!で自信を持てたら、苦労しない、と。

 

ですので、大切なのは『今ある環境で最善を尽くす』こと。『もっともっと。何か足りない』じゃなくて、今できる具体的なことを少しずつやる。『めっちゃ頑張って、手に入ったら素敵だな』、という目標を狙うのではなくて、『やったら出来そうだな/成功の手立てが付きそうだな』、という目標を自分で設定し、ちょっとずつ乗り越える。

  

そうすれば、少しずつ幸せな生き方ができるかな。その結果として、少しずつ他人の役に立てるのじゃないかな。

 

そんなことを最近、思っています。